広島支部 村上耀弥さん (本名:藤村ひとみさん)

熱心に稽古に励むメンバーの中から、広島支部由宇耀会の名取 村上耀弥(ようみ)(本名:藤村ひとみ)さんを紹介します。


幼少期よりピアノを学ばれた耀弥さん。小学校の低学年の時には音大に行きたいと言われていたそうで、有言実行、見事、広島市のエリザベト音楽大学へ進学され、ピアノの先生へ。
高校3年生の3月から「ひとみ音楽教室」を開設し、指導されていたそうです。

大学を卒業した頃、村上三絃道の師範でもあるお母さんに、「三味線やってみない?」と誘われ習うことに。
半年後には公演があるということで、半年で「津軽じょんがら節」をマスターし、ステージに立たれました。

現在では敬老会や、ボランティア演奏にお母さんの由宇耀先生と一緒に行かれ、「ふるさと」や「よさこいじょんがら」などを、耀弥さんのピアノと三味線とでコラボレーションすることもあるそうです。

お母さんの由宇耀先生にもお話を伺いました。

「母の立場としては親子で演奏活動が出来るという事、とても嬉しく思っています。また娘は音大で学んだので、私が分からない事や音楽的なアドバイスをしてくれたりと、援助してくれています。
私の妹(名取:村上耀祥さん)も助けてくれるので力強い味方がそばにいてくれて恵まれた環境に感謝の気持ちです。
師匠の立場としては、もっと稽古をして他の皆さんの手本となる様、またこれからの由宇耀会を皆さんと共に楽しく活動できる会の支えになってもらえたらと願っています。」

耀弥さんのこれからの目標は、民謡を知らない子ども達や、三味線を聞いたことがない方たちに、日本の伝統楽器を広めていくこと、そして広島でもスクールコンサートを開催したい!と語ってくださいました。
これからの益々のご活躍を楽しみにいたしております。

更新日:2022/06/23