広島支部 総師範 村上由利奏さん

今回の「私、頑張ってます!」は、広島支部の総師範村上由利奏さんをご紹介します。

「歩みと志」

元々楽器演奏や和楽器に興味があり、姑(由治穂先生)が村上三絃道の師範で、弟子に稽古している様子を見て、私もちょっとやってみようという軽い気持ちで始めました。

暫くして名取にもしていただきましたが、初めて本部公演に参加させていただいた時の感動と、自分の拙さのショック!頑張らねばならぬと思い知らされた気分でした。

現在、本部のお稽古は毎月ですが、名取の頃は年に1回だけでした。しかも宗家先生とマンツーマンのお稽古で、緊張してしまい頭真っ白です。かろうじて後で録音を聴き、「あーそうだった」と思い返すばかりでした。
宗家先生を始め本部の先生方の「チリレラレ」がコロコロコロと鈴を鳴らすように聞こえ、憧れ、同じように弾きたいと思いますが、未だに思うようにいきません。

由治穂先生と一緒に

そんな私が今では由治穂先生の後を継ぎ、由利奏会の皆を引っ張らねばならない立場となりました。勉強熱心な生徒さんにも恵まれ、私も一緒に成長させて頂いています。
由治穂先生も時々ひょっこりお稽古をのぞいて、アドバイスを下さり、いたらない私を助けてくださいます。

広島の民謡界は新しい人の参加も減り、高年齢化で上の人たちがどんどん居なくなり、重要な役職も私たちの世代へ回って来はじめています。お陰様で村上三絃道へは「体験したい」と言うお声が入ってきて、始める方もいらっしゃいます。

実は小さい頃の夢が、先生になる事でした。学校の先生ではありませんでしたが、津軽三味線の先生になれました。
これからも生徒さんと一緒に成長し、村上三絃道をもっと広めて行きたいです。

更新日:2026/06/12