熊本県球磨支部 総師範 村上由貴仁さん

今回の「私、頑張ってます!」は、村上華珠佐さんからバトンタッチされた球磨支部総師範の村上由貴仁さんです。

由貴仁さんは初代、二代目、三代目に渡り、村上三絃道を支えていただいております。

「村上三絃道と私」

偶然に初代家元が演奏する津軽三味線の機会に出会い、人を引き付けるダイナミックな迫力ある演奏に圧巻・感動し、あんな津軽三味線を私も弾きたいと夏・冬休み期間中、泊まり込みで本部へお願いし受け入れていただいた記憶があります。

高校卒業後は6年間の内弟子の修行に入りました。
内弟子生活では「家元・奥様を自分の親と思いなさい」と言葉があり、自宅には一度も帰らずの修行でした。
初代家元とのよき思い出は数えきれないほどたくさんありますが、思いもよらぬ若い年齢で急死されたのが悔やんでなりません。

若き二代目に引き継がれ、頑張ってこられた二代家元との思い出も沢山ありました。
いろんな海外公演へも参加させていただいたことも良き思い出です。
特にブラジル・アルゼンチン公演では日本が夏でしたので、衣類を薄手しか持って行っておらず、半袖半ズボンのままで冬のアルゼンチン空港に到着すると、凍える寒さで私の姿に皆さんビックリ。
即座に衣類を購入した体験も今思えば笑い話ですね。

村上三絃道との出会いも、かれこれ50年近くになります。
人生を育てていただいた三絃道を今後も絶やすことはできません。
現在、頑張っておられる三代目を皆様の力で盛り立てていただき、これからも日本・海外の皆様方に日本の素晴らしい伝統文化を本部から発信いただけるよう私も微力ながらお手伝いできればと思っております。

(ブラジル公演にて、写真左 由貴仁総師範、右から3番目 由貴仁総師範お母様)

更新日:2026/01/29