スクールコンサート in 対馬市立西小学校

2017年6月16日(金)10時より対馬市立西小学校にて。

2週間に渡って開催された対馬でのスクールコンサートの最終日。
梅雨に入ったにもかかわらずお天気に恵まれ、絶好のコンサート日和となりました。
先生方も驚かれるほど、たくさんの地域の方々がお越し下さって大盛況。
感動の西小スクールコンサートでありました。

体育館の前方には大人気の対馬そびき唄の歌詞。
踊りに使う鳴子も用意してあり、村上三絃道とのコラボレーションを楽しみに待っていて下さいました。
教頭先生のお話によると、すでに開催された学校からの評判を耳にし、児童達と先生方も共に楽しみ方を工夫して下さっていたようでした。

また、西小の児童は聴く！観る！感じる！というのがとっても上手。
演奏者のバチの動きを真剣に観ながら左手の動きを目で追っているのがわかりました。
しかも、オープニングの津軽じょんがら節が終わると、地域の方々からの感嘆の声と大拍手。
一曲ごとの割れんばかりの拍手は演奏者を乗せてくれました。

対馬の皆さんは、生演奏を聴く機会がほとんど無いとおっしゃるのですが、聴き方がとっても上手。
児童の挨拶、返事、姿勢もきちんとされて、マナーも素晴らしく気持ちの良いコンサートとなりました。

楽器紹介で家元のアシスタントをしてくれた３年生男子も気の利いた動きや言葉で、会場を沸かせました。
三線に合わせての踊りも見事。
それにしても対馬の子ども達はリズム感が良く、踊りも上手。

前半のステージ最後の曲は、いよいよ「対馬そびき唄」。
5、6年生が鳴子を鳴らしながら柔らかく身体を動かし、飛び跳ねるような踊りに地域の皆様も感動されていました。
津軽三味線と太鼓の「対馬そびき唄」は大好評。
思い出に残る一コマでありました。

児童と会話しながら進行する和楽器のチャレンジコーナーでは、6年生男子にインタビュー。
ソフトボールを頑張っていると自信たっぷりで答えてくれました。
それもそのはず、先に行われた県大会で優勝。
しかも2年連続とのこと。
少人数にもかかわらず、自然体で物怖じしない児童達を育成されている先生方のご努力にも感心しました。
学校、地域が児童に寄り添い、育んでおられることを強く感じました。