今回は宮崎本部の高校1年生、野元彩妃さんを紹介します。

彩妃さんがお稽古を始めたきっかけは、三絃道のステージ演奏を聴かれたお祖母ちゃんが「彩妃ちゃんにも三味線を習わせたらどう？」とお母さんに相談したことでした。
彩妃さんの自宅は本部まで、高速で1時間ほどかかる都城市ですが、お母さんはすぐに無料体験に来られ、三味線を気に入った彩妃さんは翌月から三味線を習い始めることになりました。

当時まだ3歳だった彩妃さんは、じっと座っていることが苦手な年齢でしたが、三味線を持つとスイッチが入ったように真剣な表情になり、30分間集中してお稽古していました。
お母さん曰く、彩妃さんは病気もせず、学校は皆勤賞。
また好奇心旺盛でバレーボールやダンスに興味を示したこともありましたが、やっぱり三味線の方がいい！と三味線を頑張ってきました。

三味線は色々な方と会う機会や舞台に立つことが多いので、人見知りをすることや人前に出ることにも抵抗がなく、学校では委員長や色々なリーダーを務めていたそうです。

そんな彩妃さんも4月から宮崎の高校に通い始め、都城市から1時間半かけて電車通学しています。
高校では看護師の勉強をしながら、部活動ではダンス、軽音部を頑張っています。

初舞台の彩妃さん（4歳）

彩妃さんの目標は「家元を越えること！」だそうです。
三味線だけでなく、太鼓、民謡もお稽古しているので、8月11日開催の「伝統音楽を楽しむ会」では大活躍ですね！！
彩妃さんの益々のご活躍をお祈りいたしております。