2019年12月2日（月）学校と地域を結ぶコンサートが西米良村にて開催されました。

令和元年度、「学校と地域を結ぶコンサート」の締めくくりは西米良村となりました。
このコンサートは協賛各社のご支援をいただき宮崎県内5会場にて開催しているものです。
今年で3年目となり、宮崎県26市町村の15巡目となりました。
西米良村教育委員会と打ち合わせしながら、この日を迎えました。

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会場となったのは西米良中学校体育館。
村所小学校の児童も中学校に移動してきてくれて、中学生と共に合同開催。
後方からは地域の方々が温かな笑顔と拍手で盛り上げてくださいました。

12月2日（月）朝7時に、音響チームと共に宮崎を出発。
10時半開演のコンサート準備のため、開演2時間前には会場入り。
体育館にストーブが用意され、大歓迎で迎えてくださいました。
西米良村には、村上三絃道師範の佐伯兄弟の実家があり、兄弟ともこの学校の卒業生です。
兄の満貴君（師範：由綺貴）が福岡から駆けつけて、熱い演奏を後輩たちにプレゼントしてくれました。
また、西米良村の秋のお祭りである「山まつり」には毎年出演している関係で、西米良村とは深いつながりがあります。西米良村の民謡CDも制作させていただくなど、村の皆さんともご縁があります。
ご多忙の中、黒木定藏村長、古川信夫教育長もご出席くださいました。
心より厚く御礼申し上げます。

オープニングは津軽三味線の代表曲、「津軽じょんがら節曲弾き」から。
真剣な表情で演奏者の手元を見つめる皆様に感動しながら舞台を務めさせていただきました。
由宇月家元の進行で、ひとりひとりが自己紹介。
西米良村出身の由綺貴さんの時には一際拍手が大きくなったような気がしました。
西米良村の子ども達は、高校進学と共に村を離れ自立します。
中でも佐伯兄弟は、西米良村の行事には必ず参加し、故郷を大切にしている若者です。
そんな先輩の母校での演奏に後輩たちも感激してくれたようでした。

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弦の調べがシルクロードから沖縄へ、そして全国各地へ伝わるというテーマでお届けする「風が運んだ日本のメロディー」では沖縄の「谷茶前節」、熊本の「牛深ハイヤ節」、徳島の「阿波踊りよしこの」、新潟の「佐渡おけさ」、青森の「津軽あいや節」と続きます。
働く人々が北前船で伝承したであろう唄の道をメドレーで表現しますが、いずれも独特の踊りが今でも盛んにおこなわれています。

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夏祭りの代表となっている阿波踊りでは、黒木村長がリーダーになり、小中学生と共に元気に踊ってくださいました。

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「1000人が笑う村」というキャッチコピーの通り、村民の皆さんは元気いっぱい。
ノリの良い参加型のコンサートとなりました。
前半の部、締めくくりは「西米良音頭」と「えい！えい！えいさー！」。
踊って、掛け声かけて、体育館の中は熱気で溢れました。

後半も人気の「千本桜」からスタートし、「ソーラン節」のチャレンジ・ザ・和楽器、「太陽じょんがら」と続きました。

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大人が元気だから子ども達もきっと明るいのでしょう。
村全体がまるで家族のようでした。
12月は夜神楽の季節でもありますが、村民挙げて、伝統を継承している貴重な日本の原風景が残されています。
その中で遠隔教育や教育現場への海外視察など、最新の教育も行われている素晴らしい西米良村です。
村上三絃道も村おこしのお手伝いが出来るよう微力ながらではありますが、これからもこの事業を拡げて参ります。

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男子児童からお礼の言葉をいただきました。

• 西米良村に実家がある師範の由綺貴。
  今回のコンサートのために福岡から駆けつけてくれました。
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• 黒木村長がリーダーになり、元気に踊ってくださいました！
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• 笑顔で演奏を聴く地域の皆様。
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• 由宇月の笛の音が美しく体育館に響きました。
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• 「楽器紹介」今回のアシスタントは男子児童。
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• 「えい！えい！えいさー！」ではみなさん手を高く挙げ、掛け声を。
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• 「チャレンジ・ザ・和楽器」
• 上手に「ソーラン節」が弾けましたね。
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• 「太陽じょんがら」。
  ラテンのリズムで盛り上がりました。
• 最後に男子生徒からお礼の言葉をいただきました。
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• 村上三絃道からはCDのプレゼント。

全体で記念撮影。西米良村のみなさん、ありがとうございました！

ご多忙の中お越し下さった、黒木定藏村長（中央右）と古川信夫教育長（中央左）。ありがとうございました！

主催：学校と地域を結ぶコンサート実行委員会
協力：西米良村教育委員会、宮崎市教育委員会

※学校からの許可をいただき、写真を掲載しております。