熊本県球磨支部 村上貴心輝(きみてる)さん

熱心に稽古に励むメンバーの中から、熊本県球磨支部の名取、村上貴心輝(きみてる)さんをご紹介します。

貴心輝さんが小学4年生の頃、三味線を習っているお父さんの演奏する姿を見て興味を持つようになりました。
最初はお父さんから手解きを受けたそうですが、津軽三味線だったこともあり、うまく弾くことができなかったそうです。

中学生になると三味線から足が遠のきましたが、中学2年生の時、文化祭で吹奏楽部の演奏を見て、「人前で演奏するのって、かっこいいな!」と思い、もう一度、お父さんに教えてもらうことになりました。

高校2年生になると、お父さんが三味線を休会したこともあり、お父さんの師匠である由貴仁先生より本格的に習うことになりました。
それからはめきめきと上達し、3年程で名取に昇格されました。

名取になってからは、インターネットでの活動に力を入れ、三味線を弾いている動画を撮り、動画サイトYouTubeなどに投稿。
1人で弾いている動画を見ると、自分の欠点がよく分かるので、成長に繋がるのだそうです。

8月の「伝統・未来音楽祭」では、久し振りのステージとなるので、楽しみにしていると笑顔で話してくれました。
今後は津軽三味線の大会への出場や、生徒さんを指導する立場を目指し、自分の成長につなげていきたい!と意気込んでおられます。

貴心輝さんの益々のご活躍を楽しみにいたしております。

更新日:2021/08/04