宮崎本部 水木泉琴ちゃん

熱心に稽古に励むメンバーの中から、宮崎本部の水木泉琴(みこと)ちゃん、小学2年生をご紹介します。

水木泉琴ちゃん

泉琴ちゃんのお母さんも村上三絃道一門。
2017年8月号の「私、頑張ってます!」に掲載されたお母さんの記事に、当時4歳だった泉琴ちゃんが紹介されています。
その時の記事に「いつか娘と親子共演がしたい。」と書いてありましたが、有言実行のお母さんの言葉通り、その5か月後には泉琴ちゃんもお稽古を始めることになりました。

水木さん親子は宮崎県日向市在住。
約1時間半の道のりをかけお稽古に来られています。
4歳だった泉琴ちゃんも早いもので現在、小学2年生。最初は身体に対して三味線が大きく、弾くのも一苦労でしたが、今では「津軽じょんがら節」をスラスラ弾けるようになり、「チリレラレ」がとても上手です。
三味線を弾くのは腕が痛いけど楽しいと笑顔で話してくれました。


昨年開催された「伝統・未来音楽祭」や「伝統音楽を楽しむ会」にも欠かさず参加している泉琴ちゃん。
ステージに出るのは好きだけどちょっぴり恥ずかしいのだそうです。
でも「次のステージへ向けて頑張ります!」と張り切っています。

そんな泉琴ちゃんを温かく見守るお母さんは、「『芸は身を助ける』と言いますので、いつか三味線が役に立ってくれればいいなと思っています。」と語ってくださいました。

また、日向市の伝統のお祭りで流れる「日向十五夜音頭」は家元が採譜し、生演奏できるように工夫しました。
水木さん親子の活躍も期待されるところですが、津軽三味線の音色を日向の方にも聞いていただきたい!と切望されているお母さんの情熱に感謝しながら、村上三絃道も共に頑張って参ります。

更新日:2020/06/19