高知支部 西岡弘徳さん

熱心に稽古に励むメンバーの中から、高知支部の西岡弘徳さんをご紹介します。

高知支部 西岡弘徳さん

西岡さんは小学校1年生の時、弟さんと一緒にピアノ教室に通っておられたそうです。
ところが先生から「お兄ちゃんは才能ないからやめて。」と冷たい一言。
子どもながらに、もう音楽はしないと心の傷になっていたようです。

しかし36歳の時、津軽三味線の演奏会を生で聴く機会がありました。
その演奏を聴いて「かっこいい!」と衝撃を受けた西岡さんは、家に帰ってホームページを検索。
高知にも津軽三味線教室がある事を知り、早速、村上三絃道の本部へメールで問い合わせ。
高知県四万十市教室の師範、村上由舟先生を紹介してもらいました。


お稽古を始めると、三味線が楽しくて音楽の楽しさを初めて知り、やる気満々の西岡さん。
始めは糸になかなかバチがあたらなかったとの事ですが、三味線の音が体中に響いて心地よかったそうです。
三味線を始めて10年程経ちましたが、これからもずっと続けていきたい!と笑顔でおっしゃいました。

今年の1月からは、今より上手になりたいという事で、毎月、家元稽古を受けられています。
西岡さんはクリーニング店を営んでおり、仕事終わりに工場でお稽古をされているそうです。
早く「津軽あいや節」と「秋田荷方節」が弾きたいと意気込んでおられます。
来年の本部公演でのご活躍を楽しみにしております。

高知支部 西岡弘徳さん 写真の中央が西岡さん。三味線を通じて音楽の楽しさを知り、笑顔が絶えません。

更新日:2018/09/18