宮崎本部 髙橋勇翔(はやと)くん

熱心に稽古に励むメンバーの中から、宮崎本部の髙橋勇翔(はやと)君、中学1年生をご紹介します。

昨年の「伝統音楽を楽しむ会」で
お母さんと一緒に

勇翔君は小学4年生の時に、家元の「ふるさと先生こんにちは」の三味線授業を受けました。
その時、初めて三味線に触れて弾けるようになったことがとても嬉しくて楽しかったそうです。

5年生の時には村上三絃道の「津軽三味線スクールコンサート」が、勇翔君が通っている学校で開催されました。
ステージでの演奏を見て「かっこいい!やってみたい!」と思った勇翔君。
お母さんに「三味線がやってみたい。」とお願いしました。

お母さん曰く、勇翔君は何事にもマイペースでのんびり屋な性格とのこと。
何か1つでも自分に自信が持てるもの、好きなものを見つけてもらいたいと思っていたので、初めて自分から「やってみたい!」と言ってきたときは嬉しかったそうです。
三味線はバチの握り方や左手の押さえ方などが難しいとのことですが、お稽古は楽しいとのこと。
音楽が大好きな勇翔君は音感もよく、すぐに「ソーラン節」をマスターしました。

また、勇翔君のお母さんは、日本舞踊英流(はなぶさ)の名取です。
2年続けて「伝統音楽を楽しむ会」にご出演いただき、素敵な踊りでお客様を魅了されています。
勇翔君の音感の良さは、お母さん譲りですね。

勇翔君の初舞台は昨年9月に開催された「伝統音楽を楽しむ会」。
「牛深ハイヤ節」では英流の踊りが加わり、お母さんと共演されました。
「こんなに早く息子と共演できるとは思いませんでした。」と嬉しそうなお母さん。
今年の「伝統音楽を楽しむ会」にも、もちろん親子で出演致します。

勇翔君は今年の4月から中学生になり、吹奏楽に入部。
サックスを担当しています。
毎朝5時に自分で起床し、NHKのオーケストラ番組を見ることが日課だそうです。

そんな勇翔君の目標は、今練習している「津軽じょんがら節」が綺麗に早く弾けるようになることだそうです。
これからの益々のご活躍をお祈り致しております。

更新日:2018/06/15