2015年8月30日(日)宮崎市民文化ホール(イベントホール)にて、伝統音楽を楽しむ会を開催いたしました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました!
 

リハーサルから本番、打ち上げパーティの様子までご紹介いたします。
まず、各支部の 「本番ステージ編」をご覧下さい。

 

伝統音楽を楽しむ会2015 本番ステージ



■プログラムを拡大する(PDF)>>

 

この会は当初、会員交流を目的とし「弾き初め会」や「ゆかた会」として開催され、会場はサンホテルフェニックスの国際会議場や住吉の間で行われておりました。

 

平成19年に会場を宮崎市民文化ホール(イベントホール)に移し、会員のみならず、広く伝統の音を普及していこうと、平成23年から名称が「伝統音楽を楽しむ会」になりました。


「伝統音楽を楽しむ会」として、今年で5年目を迎え、毎年観に来ていただいている皆さまに感謝の気持ちを込め、様々な企画をご用意させていただきました。


 


 

村上三絃道をご支援いただいている企業の皆様にご協賛いただき、カラー8ページのプログラムを用意し(左上)、来場者へ無料配布いたしました。

 

 

また、「津軽三味線」繋がりで、先着100名様に青森県産りんごを贈呈、さらにアンケートにお答え下さったお客様に村上三絃道のステッカーのプレゼントもご用意いたしました。

 


津軽三味線の故郷である青森県産りんご。
味と香りでもお楽しみいただきました。

 

宮日新聞や月刊パームスなどでも告知していただいたおかげか、開場2時間前から行列が出来はじめ、12時半には長い行列!家元も入り口でご挨拶をしながらお出迎えし、たくさんのお客様と握手をしながら感謝の気持ちを伝えました。

 

また、お忙しい中、宮崎市の戸敷正市長、衆議院議員の武井俊輔議員、宮崎県の飛田洋教育長、宮崎市の二見俊一教育長、宮崎空港ビルの長M保廣社長、村上三絃道後援会の大迫三郎会長、MRTラジオの長寿番組、アンクルマイクとナンシーさんのパーソナリティー伊野啓三郎さんにもお越しいただきました。

 

12:30開場 たくさんのご来場ありがとうございます!
開場前から長い列が出来ていました。
お越しいただきありがとうございます!
宮崎放送春山社長様よりお花をいただきました。
ありがとうございました!
テレビ宮崎渡辺社長様よりお花をいただきました。
ありがとうございました!
   
家元もご来場いただいた方にご挨拶。 宮崎空港の長M社長様、宮崎市の戸敷市長様。
   
開演までプログラムに目を通されるお客様。
   
前列左より、宮崎市の二見教育長様、宮崎県の飛田洋教育長様、宮崎空港ビルの長M保廣社長様、宮崎市の戸敷正市長様、後援会会長の大迫三郎様。
   

 

13時、立ち見が出来るほどのお客様の大拍手に包まれて開演。
友情出演のパーカッション・服部央(ひさし)さんと、家元・村上由哲、総師範・村上華映、師範・村上由宇月の津軽三味線とのコラボからお届け。
新作CD「絃と弦」の中から、「月華」、「リベルタンゴ」、「刈干切唄」を披露致しました。

 

アトラクション(前半)
伝統音楽を楽しむ会「月華」よりスタートです!

友情出演・服部央さん(パーカッション)
由宇月がアカペラで歌う「刈干切唄」 力強い歌声にご来場の皆さん聴き入っていました。

今回は、服部さんのパーカッションで刈干の様子を表現した特別バージョンをお届けしました。  

 

オープニング演奏の後は、家元より感謝のご挨拶、そして、宮崎市長のご挨拶。
宮崎市長は、村上三絃道の長年に渡る伝統音楽を通じての学校での活動を高く評価してくださっているというお話や、家元が学校で行っている人生訓を織り込んだ「いろは口説」の歌詞など、熱く語ってくださいました。

 

ご挨拶 宮崎市市長・戸敷正様
「いろは口説」の歌詞を紹介してくださいました。

 

続いて、村上三絃道一門の発表です。
まずは、ジュニアの「津軽じょんがら節合奏」でスタート。

 

ジュニア「津軽じょんがら節」
宮崎本部・さきちゃん 宮崎本部・あーさちゃん
   
宮崎本部・菜々さん 宮崎本部・みうちゃん

 

人吉支部 由里華会
会主・由里華先生の代稽古を行っている華陽さん。 華珠佐さんも公演メンバーとして頑張っています。
   
華縁久さん・村山アツ子さんが歌う三重県民謡「尾鷲節」・「人吉よかとこ音頭」。歌詞・リズムを大切に歌い上げました。
   

 

熊本県人吉市の由里華会、高鍋町の由智葉会の息の合った「鯵ヶ沢甚句」の演奏は会場の皆さんを唸らせていました。

 

人吉支部 由里華会 / 高鍋支部 由智葉会
今回が初顔合わせとなりました。
囃子と三味線のメロディーが異なり、リズムが難しい「鰺ヶ沢甚句」を披露しました。
 
尺八は、日向民謡保存会会長・大村康夫さん。
毎年ありがとうございます!

 

高鍋支部 由智葉会
ジュニアの活躍も光る由智葉会。
めぐみちゃん かずのしんくん(初舞台)
かずやくん(初舞台) はるかちゃん

 

球磨支部 由貴仁会
会主でもある総師範の村上由貴仁さん。 「花笠音頭」では初舞台の宮崎本部・藪聡さんが歌声を披露されました。
   
4月から太鼓のお稽古を始めた由貴拓さん。
   

 

休憩10分間を挟み、衆議院議員の武井俊輔議員、後援会の大迫三郎会長のご挨拶を賜りました。

 

ご挨拶 後援会長・大迫三郎様、衆議院議員・武井俊輔様
後援会長・大迫三郎様
後援会長・大迫三郎様
 
衆議院議員・武井俊輔様
   
山形県での公務を終え、駆けつけてくださいました。
   

 

後半はジュニアの「斎太郎節」の大合奏で幕開け。

ジュニア「斉太郎節」
初舞台の子ども達も堂々とした演奏っぷりでした!
 
太鼓はさきちゃんとだいきくん。
だいきくんは昨年10月にお稽古を始め、今回が初舞台!
宮崎本部・きんしろうくん 宮崎本部・あーさちゃん
宮崎本部・ゆうせいくん 宮崎本部・こうせいくん
   

 

演奏は宮崎本部へと続きます。三浦真紀さんの流暢な司会で時間通りの進行でした。

 

宮崎本部
 
さきちゃん みうちゃん
「ソーラン節」の太鼓は、4月から太鼓のお稽古を始めたあやなちゃんが担当。 秋田県民謡「鹿角お山コ」では、難しい歌詞を6番まで歌いました。
   
囃子担当・さやかちゃん、こうせいくん、みうちゃんもがんばりました!
   
 

 

名取・准師範「津軽あいや節」   師範・総師範「津軽小原節」

 


■歌詞を拡大する(PDF)>>

 

アトラクションは今回、村上三絃道がCD製作させていただいた西米良村に歌い継がれる民謡の数々と、津軽の三大民謡の「津軽よされ節」、「津軽じょんがら節」で、細棹、太棹の三味線の音色の違いを表現させていただきました。

 

西米良村の民謡は歌詞カードも準備しましたので、会場のお客様も歌詞を目で追い、西米良村の風景を描きながら聞いて下さったようでした。

 

アトラクション(後半)
いよいよ家元の登場です!
   
「津軽よされ節」は家元の三味線・由宇月さんの歌・華映さんの太鼓でお届け。家元と由宇月さん親子、息ぴったり。 華映さんも太鼓で華を添えます。
   
「西米良音頭」・「神楽囃子」では、西米良村出身の由貴拓くんが華映さんと心を一つにふるさとの音色を奏でました。
   
家元の太鼓と鈴が神楽の様子を表現。
   
「竹原の盆踊り唄」のお囃子を会場の皆様と練習。
   
「チョイトチョイチョイトチョイチョイチョイ」 会場が一体となりました。
   
村上三絃道の十八番「津軽じょんがら節」。 公演メンバーの息のあった力強い演奏に拍手喝采!
   
最後は大人気の村上三絃道オリジナル曲「太陽じょんがら」 会場の手拍子に乗せて奏でました。
   

 

アンコールの拍手が鳴りやまず「ソーラン節」を披露。
そこで、家元のサプライズ!現在は福岡で大学に通っている西米良村出身の師範、村上由綺貴さん(本名・佐伯満貴)を舞台に上げ、洋服のままアンコール演奏に参加。昨年に引き続き、佐伯兄弟の共演が実現し、会場の方々と一緒に感動を共有しました!

 

アンコール「ソーラン節」
鳴りやまない拍手にお答えして「ソーラン節」 今回は裏方で参加していた由綺貴さん。
家元の提案により、演奏に参加してくれました!
   
それぞれ将来に向かって頑張っている佐伯兄弟。
応援よろしくお願いいたします!
 
   
「ソーラン節」の掛け声で会場が一体となり、
今年の伝統音楽を楽しむ会は幕を閉じました。

 

お客様も遠くは東京、大阪、鹿児島、椎葉村、西米良村と各方面からお越しいただき、アンケートにも「大変素晴らしかった」という声を多くいただきました。

来年の開催は、2016年8月28日(日)です。今年以上の企画と演奏をお届けできるよう、村上三絃道一同、また精進してまいります。ご来場ありがとうございました。

 

ぜひ、「リハーサル・打ち上げパーティ編」もご覧下さい。

 

 


宮崎日日新聞(9/10、文化面)にて、伝統音楽を楽しむ会の様子を掲載していただきました。 是非、ご覧下さい。

新聞記事:「津軽三味線 繊細な音色 村上三絃道が公演」>>

 

 

■写真撮影:酒生哲雄様、酒生明子様(酒生哲雄写真事務所

 

 

「リハーサル・打ち上げパーティ編」>>

 

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