宮崎本部 水木千恵さん

今回は新入会員さんの中から頑張っている宮崎本部 水木千恵さんを紹介いたします。

宮崎本部 水木千恵さん

本部まで車で90分の道のりをかけ、通って来られる日向市の水木千恵さん。
4月に入会されたばかりです。

水木さんは約20年前、芸能関係のお仕事に携わっておられ、津軽三味線の演奏をされた経験の持ち主です。
当時、必要に迫られ、津軽じょんがら節を約2ヶ月でマスターされたとのこと。相当な努力をされたことと思います。

しかし、その後、地元で事業を始められることになり、演奏の機会は無くなってしまいました。
テレビなどで流れる津軽三味線を見るたびに、またやってみたいといつも思っておられたのだそうです。



忙しい中でしたが、想いは膨らみ、地元の三味線教室に通うことにしましたが、4ヶ月後に妊娠が分かり、断念。
待望の女の子を授かり、子育てと仕事を両立しながら頑張っておられましたが、手のかかる時期も過ぎ、ようやく自分の時間が持てるようになりました。

すると、友人から「せっかく三味線を習うなら、村上三絃道がいいよ。村上三絃道は有名よ!」と声をかけられ、早速電話で問い合わせし、無料体験を受けました。
バチさばきや指導法にも惹かれ、即入会。
「津軽三味線を力強く弾いてみたい」という気持ちが益々大きくなりました。

宮崎本部 水木千恵さん

また、嬉しいことに4歳になった娘さんの泉琴(みこと)ちゃんも三味線や歌が大好き。
これからは親子で三味線、民謡を頑張りたいと長い道のりを、2人で通って来られています。

そして、9月3日の「伝統音楽を楽しむ会」では「ソーラン節」「牛深ハイヤ節」で初舞台。
ご家族や仕事仲間、ご友人もたくさんお越し下さるとのことです。
村上三絃道にたどり着くまで、長い年月が流れましたが、きっとこの出会いのために起きた必然だったことと思います。
音楽的センスにも恵まれた水木さんのこれからの活躍がとても楽しみです。
名取を目指して頑張って下さいね。

更新日:2017/08/21