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スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校


2018年5月31日(木)、10時から11時30分、長崎県立ろう学校佐世保分校にてスクールコンサートが開催されました。
長崎県での前期スクールコンサート、最後の学校でした。

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コンサート会場は2階の音楽室。学校に到着すると先生方が待ち構えておられ、楽器、機材搬入を手際良くお手伝いしてくださいました。
佐世保分校は幼稚部3名、小学部3名、中学部4名の全校児童生徒合わせて10名。生音でも聞こえるほどの音楽室ですが、曲に合わせて手拍子をしたり、太鼓の音に、歌う声がかき消されてしまうため、自然な音量でバランス良く聞いていただくため、音響を完備。しっかりとサウンドチェックを行い、本番に臨みました。

また、音楽室近くの教室に控え室を準備してくださって、大きな姿見やお茶、おしぼりなどを準備して待っていて下さいました。
髪を結い上げ、着物に着替えて、子ども達の様子を伺いながら、音楽室の外で呼び込まれるのを待ちました。

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コンサートが始まる10分前には音楽室に児童生徒が集合し、皆さんの拍手に迎えられ演奏者が入場。
音楽室はアットホームな雰囲気に包まれていました。
「津軽じょんがら節」「月華」と演奏曲からスタート。
演奏一つ一つに大きな拍手を送って下さいました。
三味線を弾く手の動きを真似したり、真剣に演奏者を見つめる生徒の姿が印象的でした。

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三味線という楽器が中国から沖縄を経て、青森県にたどり着いて「津軽三味線」が完成する流れを各地の民謡のメドレーでお届けする「風が運んだ日本のメロディ」では、沖縄県の「谷茶前節」、熊本県の「牛深ハイヤ節」、徳島県の「阿波踊りよしこの」などの賑やかな民謡、そして新潟県「佐渡おけさ」のようなしっとりとした民謡を披露。
曲の雰囲気で子ども達の表情も変わります。

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特に「阿波踊りよしこの」では、先生方も一緒に立ち上がって踊ったり、手拍子を打ったりと楽しんでおられました。
メドレー最後の「津軽あいや節」では、演奏者の太鼓を叩く振りを見て、大きく手を動かしながら見ている児童もいました。
楽しみ方もそれぞれにユニークで感心しました。

「風が運んだ日本のメロディ」で登場してきた三味線を紹介するコーナーでは、3つの三味線、「三線」「細棹」「津軽三味線(太棹)」に実際に触れていただきました。
「津軽三味線」の大きさにびっくりして、先生にヘルプの合図のウィンクをする幼稚部の園児もいましたが、糸を弾いたり、実際に持って重さを感じてもらいました。

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前半のステージ最後の曲は、映画「となりのトトロ」でおなじみの「さんぽ」を三味線と太鼓で演奏し、みんなで歌いました。

休憩に入ると、「三味線のバチを見せてください」と、パンフレットに載っている「黒バチ」を指差しながら、ステージに一人の児童がやってきました。
バチに使われている鼈甲を光にすかして見たり、手で触って、感触を確かめたりしていました。
他にも、バチを持って三味線を弾いて楽しんでいる子ども達を先生方も笑顔でカメラに収めておられました。

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後半のステージは「三味線の解体」からスタート。
ギターやヴァイオリンなどの西洋の弦楽器はネック(三味線でいうと棹の部分)が分解できないのですが、三味線は3つに分解することが可能です。
バラバラになった三味線を見せると、「おおー!」という驚いた声があちらこちらから聞こえました。
また三味線同士を繋いでいる継ぎ目の奥には金の細工も施してあり、そちらも見ていただきました。

そして、話題の曲「千本桜」を演奏しました。
中学部の皆さんはご存知のようで、嬉しそうに一緒に歌ってくれました。

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千本桜の後は、佐世保分校の中学部の皆さんが運動会で踊ったという「ソーラン節」を家元の歌に合わせて踊りました。
元気いっぱいに掛け声もかけて応援してくれました。

ソーラン節の後は、「チャレンジザ和楽器」のコーナー。
全校生徒が10名ですから、5名ずつを2組に分け、全員に「ソーラン節」の演奏を体験していただきました。
アメリカから来られた先生には「三線」を体験していただきました。
幼稚部の園児も上手にバチを持って見事に演奏し、中学部の生徒の方からは「高い音も低い音もきれいでした。」と嬉しい感想をいただきました。
三味線の振動をしっかりと感じ取って下さって、楽しそうに演奏する姿は感動的でした。

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その後は村上三絃道オリジナルのノリノリの1曲「太陽じょんがら」、津軽三味線の代表曲「津軽じょんがら節」を披露しました。
「太陽じょんがら」では、「頑張ろう!」「元気!」「佐世保!」と掛け声を一緒に言ってくれている生徒もいて、楽しんでくれました。

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最後に、津軽三味線の代表曲「津軽じょんがら節」の演奏が終わると、すぐに「アンコール」の声が。
リクエストは沖縄県の民謡「谷茶前節」。
みんなで踊って、音楽室が笑顔いっぱいになりました。

最後に女子生徒よりお礼の言葉をいただきました。

今日はお忙しい中、ろう学校佐世保分校にきてくださり、ありがとうございました。
三味線を初めて生で見たり、聴いたりして、とても綺麗な音で素敵だなと思いました。
私はテレビで「海の声」という曲しか聞いたことがなくて、いつか三味線を生で聴きたいと思っていました。
今日はたくさんの曲が聴けてとても嬉しかったです。
私は生まれつき、耳が聞こえにくくて、音楽のリズムを取ることが苦手ですが、今日は掛け声があって、バチの動きが早く迫力があって、とっても楽しかったです。
今日は本当にありがとうございました。

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そのお礼の言葉を聞いて、サプライズで「海の声」を演奏しました。
一緒に歌って、感動のスクールコンサートとなりました。
音楽が大好きな子ども達ばかりでとても嬉しくなりました。

長崎県での前半最後のスクールコンサート。
締めくくりに相応しい、素敵な子ども達、そして先生方と過ごすことが出来ました。


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  • スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校ステージにはモニターが用意されました。
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  • スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校スクールコンサートスタートです!
  • スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校児童生徒の皆さんに自己紹介。
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  • スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校「津軽あいや節」
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  • スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校楽器紹介では、実際に触れてもらいました。
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  • スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校休み時間には、三味線を弾きたいと児童生徒の皆さんがステージに集まってきました。
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  • スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校後半の部は、三味線の解体からスタートです!
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  • スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校「チャレンジザ和楽器」
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  • スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校チャレンジ後に感想を聞きました。
  • スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校「太陽じょんがら」
  • スクールコンサート in 長崎県立ろう学校佐世保分校女子生徒よりお礼の言葉をいただきました。

長崎県立ろう学校佐世保分校の皆さん、先生方、本当にありがとうございました。


主催:一般財団法人 長崎県教職員互助組合
後援:長崎県教育委員会


更新日:2018/06/26