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いろは口説 / 宮崎県宮崎市佐土原町

「いろは口説」とは、今から300年ほど前に、佐土原町大光寺の42代住職となった高僧、古月膳師によって作られた歌集です。

人々の暮らしのための教えを説いたもので、それぞれの歌いだしが「いろは」の順序になっているので「いろは口説」といいます。47の歌でできています。

いろは口説の作者古月膳師は1667年~1751年の人で、佐土原潘出身です。7歳で仏門に入り、幼い頃からたいへん聡明であったといわれています。また若い年代から宗教心の厚い人で、世に知られた高僧をたずねて教えを受けました。年とともに修行を重ねた古月の名が各地に広まるにつれて九州はもとより西日本一帯の寺から要請されてお説教に出向いていくようになりました。やがてその名は全国に広まり「東に白隠(はくおん)あり、西に古月あり」とまで言われるほどになりました。

いろは口説は七音と七音の短い言葉で組み立てられた十四音の歌です。この短い歌の中に人のくらしのための教えとなることがたくみに歌いこまれています。

ここでは、そのいくつかをご紹介します。

いろは口説は特別な教え、新しい教えというわけではありません。みんなが当然やらなければならないことや、積み残していったものを拾い集めて作った教えです。
一人ひとりが自分のことを確かめるための点検カードのようなものですね。

皆さんも、先人の知恵に習い、生活の中にいろは口説を取り入れてみてはいかがでしょうか。

参考文献
■古月膳師和尚について(佐土原城 遠侍間)

「いろは口説」
佐土原町那珂小学校の三味線クラブの皆さんが村上三絃道と一緒に運動会で演奏いたしました。テレビで放送されたその時の模様とともにお楽しみください。
古月膳師和尚や佐土原の名物の紹介写真も織り交ぜております。