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【私、頑張ってます!】 第125回 村上世志嵩(よしたか)さん(本名:末永湧暉)

 

 

村上由利奏



第125回目の登場は、3月に開催された名取式で名取に昇格された、長崎県松浦支部の村上世志嵩(よしたか)さん(本名:末永湧暉)です。

 

世志嵩さんの師匠は村上由梨世(ゆりよ)先生です。
世志嵩さんのお母さんと由梨世先生の娘さんの村上梨香世(りかよ)さんが知り合いだったことから三味線を始めることになりました。
それが小学1年生の終わりの頃だったそうです。


三味線を見たことも聞いたこともなく、どんな形をしている楽器なのかも知らなかった世志嵩さん。
習いに行くとバチを持つ手は痛く、棹が下がってくるので、お母さんに棹を支えてもらっていたそうです。


曲が弾けるようになると楽しくなり、辞めたいと思ったことは1度もなかったとか。
中学生になると由梨世先生からお声がかかり、敬老会などでも演奏されるようになりました。

 

昨年、成人式を迎えられたばかりの世志嵩さん。
現在は家業を手伝いながら、三味線も頑張っていらっしゃいます。
月に1度、家元から心音塾のお稽古を受けられています。
強弱の付け方などが分かりやすく、とても勉強になりますとおっしゃっていました。

 

そんな世志嵩さんの目標は、1人で演奏できるようになること、そして三味線の弾き語りが出来るようになること!だそうです。

由梨世先生のお孫さんで同じく三味線や太鼓で活躍中の望月3兄妹とのユニットも結成予定。

 

世志嵩さんのこれからのご活躍をお祈りいたしております。

 

村上由利奏

 

 

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