津軽三味線　村上三絃道

第115回目の登場は、佐世保支部・松浦教室の師範　村上由梨世（本名：川副榮子）さんです。

由梨世さんと三味線の出会いは、今から約３０年前、友達に誘われ、公民館で行われていた「村上三絃道三味線教室」に通い始めた事からだそうです。
お稽古をするうちに三味線の魅力にとりつかれ、今では師範として後進の指導、育成に励んでいらっしゃいます。

１６年前からは娘の朝子（ともこ）さんもお稽古を始められ、２年前には准師範に昇格、村上梨香世として、母であり師匠でもある由梨世先生をしっかりとサポートされています。

また、梨香世さんの長男、淳ノ介君（小４）、二男の啓佑君（小２）、長女の百花ちゃん（５歳）も三味線、太鼓、唄をお稽古中。
3世代に渡って、芸の道に精進され、市の文化祭や敬老会などで大活躍中です。

２月には松浦文化協会からの委託で小学校を訪問。
淳ノ介君と啓佑君は小学校を早退、百花ちゃんは幼稚園を休んで演奏に駆け付けたそうです。

そんな由梨世先生の夢は津軽三味線をソロで弾くこと。
そして親子3代で津軽じょんがら節を演奏すること！だそうです。

由梨世会の益々のご活躍を心よりお祈り致しております。