2014年3月30日(日)宮崎市民文化ホールにて、村上由哲芸道40周年 継承25周年記念公演を
開催いたしました!たくさんのご来場、誠にありがとうございました!
 
 

「春燦々〜音が人を結ぶ」リハーサルから本番、打ち上げまでを 随時更新していきます。
まずは「仕込み・リハーサル編」です!

 

 

「春燦々―音が人を結ぶ」レポート 仕込み・リハーサル編

 

 

2014年3月29日(土)朝8時過ぎ。
舞台スタッフ、実行委員、ボランティアスタッフが宮崎市民文化ホール搬入口に集合し、8時半の開場を待ちます。
例年のコンサートでは仕込みの日、リハーサルの日、本番と3日間かけて大舞台を開催していたのですが、1年前の3月1日に行われたホール予約抽選で2日間しか抑えられず、非常に厳しい仕込みスケジュールとなりました。
通常は9時に開館となりますが、30分早めてもらうのが精一杯。

8時半、舞台スタッフの戦いがここからスタート。
実行委員やアルバイトの皆さんの協力をいただいて舞台道具、照明・音響・映像機材を定位置に運び込みました。
無言のままに時が過ぎます。
何しろ1日半かかるほどの大規模な準備を、約半日で仕上げなければなりませんから、スタッフ達の緊張感も高まります。

 

一方、家元・公演メンバーは9時半の楽屋入り。 衣裳や楽器を運び込み、練習室に10時に集合しました。
練習室は、実行委員が舞台と同じ席順にイスを用意してくれ、すぐに練習ができるようになっていました。
ここでも時間との闘いです。
大ホールでリハーサルが出来るのが、16時。
それまで舞台での練習は出来ませんから、練習室での最後の仕上げが重要です。

11時半には東京から民族舞踊聚団NIPPONが会場入り。
家元や公演メンバーの演奏に合わせて合わせ稽古。
初めての合わせですが、音資料でお互いに練習してきていますから、息もぴったり。 素晴らしい舞です。

 

 

13時には各地から一門も続々と到着。
総勢120名程が舞台上の席順を確認し、こちらも勢ぞろいしての初稽古です。
14時半になるとバイオリン奏者の稲田竜斗さん、チェロの浜砂なぎささん、BBT&水永康貴君の男性コーラスとの大エンディング曲「光彩」を合わせ。
それぞれの支部ごとに別々に練習してきていますが、見事なハーモニーが響き合い、感動に包まれました。

同時刻、舞台ではバンドチームが楽器を設営。
練習室で合わせ稽古を終えた家元始め公演メンバーがいよいよ舞台へ。
それぞれの楽器のサウンドチェックが始まったのが15時半。
刻々と迫るリハーサル時刻へ向け最後のステップです。

 

 

16時、出演者が全員客席に集合し、 演出家の布施谷貞雄さん、舞台監督の梅原恵一さんが中心になって、各スタッフ、出演者を紹介、公演へ向けてのセレモニーを行いました。
16時半からオープニング、第一部のリハーサルと続き、大エンディング「光彩」、フィナーレ「燦々七拍子〜未来へ」のリハーサル。
19時過ぎにはジュニアを残し、一門は解散。

19時15分、宮崎西高ダンス部MND、和太鼓の岩切響一さん、尺八の瀧北榮山さんとジュニア出演の第2部オープニングのリハーサルがスタート。 前日も宮崎市内の檍公民館でリハーサルをしていた「ソーラン節」「牛深ハイヤ節」のメンバー達。連日、遅い時間まで練習を重ねてますから、肝心な本番の日に疲れが出ないように、立ち位置、タイミングを確認し合い舞台上では30分程で終了。
これまでの練習の成果が生かされ、短時間で実力を発揮できたメンバー達。 演出家の布施谷さんや客席で見守る保護者の方々も嬉しそうでありました。

 

 

残るは、第2部のメーンとなる「天地創造」「春風」「ReBORN」「ひばりjazzコレクション」。
初めて語りの役割を担った師範の由宇月がトークを交え、「天地創造」「春風」を進行しながら演奏。
家元が登場する「ReBORN」まで見事につなぎました。
家元やjazzメンバー達のリハーサルは、ほぼ1回でOK!
本番が楽しみなリハーサルの夜のひとコマでした。

リハーサルがすべて終わったのは21時。
しかし、舞台スタッフはそれから仕込み直しやチェック、翌日に迎える本番のために退館時刻の22時まで気を許すことなくフル回転でありました。

 

「春燦々―音が人を結ぶ」 仕込み・リハーサル編 フォトレポート

舞台の準備がスタート!
大規模な準備を早く丁寧に進めます。
実行委員の皆さんも舞台準備をお手伝いしていただきました。
家元も到着。
演出家の布施谷さんにご挨拶。
練習室に一門が集合し、合わせ稽古開始です! 本番前日、気合が入ります。
   
   
  大事な合わせ稽古、一つ一つ確認しながらリハーサルが進みます。
若手尺八奏者・瀧北榮山さんも参加。
素晴らしい音色を響かせてくれました。
 
第二部前半ジュニアが披露する「牛深ハイヤ節」「ソーラン節」。
本番同様に正座し、リハーサルを行いました。
若手のパワーに負けられない!
BBTのメンバーも心をこめて歌います。
たくさんの絃楽器とのコラボレーションでお届けする「光彩」
バイオリンの稲田竜斗さん。 チェロの浜砂なぎささん。
合わせ稽古後はいよいよ舞台上でのリハーサル!  
  資料を確認するスタッフも真剣です。
華やかな踊りは、民族舞踊聚団NIPPONの皆さん。
舞台に華を添えてくれました。
 
   

酒生哲雄写真事務所」チームがリハーサルから打ち上げまで密着撮影!
素敵な写真とともにイベントレポートをお楽しみください♪

 

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