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広島支部の迫井雪名さんが全国アビリンピック・ビルクリーニング種目で、銀メダルに輝きました!

 

広島支部で三味線のお稽古をされている迫井雪名さん(26歳)が、11月21日から愛知県で開催されたポートメッセ名古屋第35回
全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)・ビルクリーニング種目で、銀メダルに輝きました。

 



知的障害のある雪名さんは職業訓練校を卒業後、障害者雇用で兜s二ビルサービスへ入社され、ビル清掃の仕事をされています。
そこで、アビリンピック出場を勧められ、一昨年から出場することになったそうです。
そして、出場してすぐ県大会では金メダル、全国大会では銅メダルという快挙! 去年と今年の全国大会は銀メダル。
県大会で3年連続金メダルを取ったら殿堂入りということで、今年が最後のアビリンピック出場だったそうです。

そんな雪名さんは、三味線を弾くのも大好き。
地元の団地教室でのお稽古では、みんなのリードをとるのに欠かせない存在ということでした。
また、民謡も小学2年生の頃から始め、広島支部の15周年の舞台で「りんご節」を唄われました。

 

実は、三味線もその頃からさわっていたとのことですが、教えると嫌がってつかず離れずの状態だったそうです。
何か注意をされたり言われたりするのは苦手な雪名さんですが、三味線は弾きたかったらしく、みんなの真似をして三味線を弾くようになったとのことです。
雪名さんのお母さん、お婆さんも村上三絃道の師範ということで三味線や民謡の音で育ったそうです。
そして今では老人保健福祉施設等のボランティア演奏にも参加されています。

三味線や仕事を通じて益々輝かれますよう、祈っています。
雪名さん!本当におめでとうございます!!!

 

■アビリンピックとは
「アビリンピック」は、アビリティ(ABILITY=能力)とオリンピック(OLYMPIC)を合わせた造語で、障害のある方が就職して自立するという考え方を広めるとともに、雇い主や社会全体に理解してもらうことを目的に開催されています。

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