津軽三味線 村上三絃道

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【私、頑張ってます!】第87回 長嶺昇子さん(皆伝)

 

 

村上由紀彦(ゆきひこ)

 

村上由紀彦(ゆきひこ)

第87回目の登場は宮崎本部で名取を目指して頑張っておられる長嶺昇子さん(皆伝)です。

 

車の免許を持っておられない長嶺さんは、若い頃からバスをよく利用されていたそうですが、20代の頃、バスで通勤中に、聞こえてきた三味線の音がなぜか心に残っていて、「三味線の音色っていいなぁ〜」と三味線が大好きになったとのこと。

それから30年余り経ったある日、仕事の関係で師範の村上由宇順さんと出会うことに…。
由宇順さんに「三味線を習いませんか?」と誘われ、当時が蘇ったような温かい気持ちになり、「習います!」と、迷わず返事。
由宇順さんの誘いを受けました。

何事にも一生懸命な長嶺さんは、入会後すぐに津軽三味線を購入しましたが、いざ習ってみると、とても難しく手が思うように動かなかったそうです。
三味線は重く、弾いた後は肩や腕が痛くなり、よく整骨院に通っていたとか。
聞くのと弾くのとでは全然違う!と思ったそうですが、辞めようとは思わなかったそうです。
「やっぱり三味線が好きなんでしょうねぇ。」としみじみおっしゃっていました。

そんな長嶺さんの一番の思い出は、昨年の9月、お母様が入所されている施設の敬老会で演奏をされたこと。
由宇順さんからずっと「お母様の施設で演奏しましょう!」と言われていましたが、自信がなかったため中々決心できませんでした。

しかし、何かに背中を押されたように決断。
やっと実現することが出来ました。
そのお母様が今年の6月に他界。
「母が元気なうちに演奏を聞いてもらって良かった!もっと練習をして母の仏壇の前で演奏します」と心新たに練習に励んでおられます。

発表会や老人保健施設などの演奏には積極的に参加され、三味線仲間と楽しく演奏活動をされています。
今の目標は、人前でも緊張せずに演奏できるようになること!

 

これからのご活躍、ご精進を心よりお祈り致しております。
(写真右上が長嶺さんです)

 




 

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