津軽三味線　村上三絃道

第78回目の登場は、長崎県稲佐教室でお稽古されているいつも明るく元気で、若さいっぱい、そんな3人の先生方をご紹介致します。生き甲斐を持ってイキイキと活動されている先生方です。

★村上　由晴（本名：野本テル）さん　９０歳（写真右）

由晴先生はお稽古場所となっている長崎市稲佐の由優記先生のお宅へ長崎県東彼杵郡から電車に乗って、毎月家元稽古を受けに来られています。帰りの電車に遅れそうになると、ホームを軽快に走り、階段を昇り降りしてギリギリセーフで電車に乗り込まれるとのこと。想像してみても、その姿はとても９０歳には見えませんね！現在は役場からの依頼で、三味線講師をされています。

★村上由優記（本名：百崎幸子）さん　８６歳（写真左）

１０月４日にお誕生日を迎えられた由優記先生。韓国ドラマが大好きと、いつも楽しそうに話されます。しかし、三味線を持つと真剣な表情に大変身。「全然おぼえられ〜ん」とご本人は謙虚におっしゃいますが、とても筋が良いと家元のお話です。現在もお弟子さんに指導されています。

★村上　由彦（本名：中里敏子）さん　８２歳（写真中央）

３人の中で１番若手の由彦先生。いつもお茶の準備などのお世話をしてくださいます。自宅から由優記先生のお宅までは約１時間。行きはご主人に送ってもらい、帰りはバスを乗り継いで帰られます。１１月長与で開催される文化祭へ、由優記先生と一緒に出演予定だそうです。

先生方の明るい笑顔にいつも元気を頂いています。

これからも、お元気で私たちの目標でいてくださいね♪