平成26年10月27日(月)　午前の部・南島原市立南有馬小学校にて

南島原市でのスクールコンサート秋の部がスタート。
11月4日の最終日まで全12校を巡回です。

その第一校目が南島原市立南有馬小学校。 開校から141年目伝統を誇ります。 来年は4校と統合され、人数も増えるそうですが、南有馬小学校としては今年で閉校になりますので、今年が最後の思い出深いスクールコンサートになりました。 音響チームと共に7時40分に到着すると、担当の先生方を中心に6年生が準備を手伝ってくれました。

生徒さんの集合がスムーズで予定より10分早くスタート。 演奏を食い入るように見てくれる子ども達の真剣な瞳に吸い込まれそうでした。 南有馬小学校の児童生徒は、とても穏やか。 話も良く聞いてくれました。

特に、運動会で、4、5、6年生が踊ったというソーラン節は皆の大好きな曲。 身体中から声を出してくれて、ソーラン節の掛け声で盛り上がりました。 家元がマイクを向けるととっても嬉しそう。

チャレンジのコーナーでも全員が手を上げてくれて、選ぶのに一苦労しましたが、 姿勢を正して演奏しましょうという家元の話が始まると、選ばれなかった子ども達も全員が背筋を伸ばし、一緒に演奏しているように応援してくれました。

終演後も拍手が鳴り止まず、アンコール。 生徒さんのリクエストで谷茶前節を披露しました。 地域の方も生徒さんも家元の誘導で前に出てくれて、一緒に踊りました。

最後の生徒代表の挨拶では、6年生の男子が、原稿を見ず、マイクも使わず、しっかりした口調で感想を述べて下さいました。
テレビで津軽三味線を聞いたことがあって、とても楽しみに待ってて下さったようですが、生の迫力と指の動きに感動したとのことでした。

終演後も、開演前と同じく、6年生が片付けを手伝ってくれました。
最後に手伝ってくれた6年生と記念写真。
クラスのテーマが、「I have a dream 」とのことで、先生方がカメラを向けて、「LeT 's go」と言うと、6年生が大きな声で「 I have a dream 」と答えます。
クラスのチームワーク抜群でした。

写真撮影の後は、握手会。
別れを惜しみながら、午後の学校へ向かいました。