2018年5月17日（木）10時45分開演、西都市立三納小中学校にて学校と地域を結ぶコンサートが開催されました。

※写真クリックで拡大できます。

創立45周年の感謝事業として昨年（2017年）よりスタートした「学校と地域を結ぶコンサート」が宮崎県内5か所で2018年度からも継続されることになりました。
ご支援いただいている協賛各社の皆様、各市町村の教育委員会、開催校となっている学校に心より感謝申し上げます。

• 
• 
• 
• 玄関前には古いポストが置かれていました。

公演準備のため、開演の2時間前に学校入りしますが、すでに地域の方がお越しになっていて驚きました。
8時には来校され、津軽三味線の演奏を心待ちにされていたようです。
長くお待たせしては申し訳なかったのですが、少しでも早く体育館にお入りいただくため、リハーサルを早めに切り上げることにしました。
また、MRT宮崎放送のニュースNextの皆さん、宮崎日日新聞・朝日新聞の記者さんもお越しくださって、「学校と地域を結ぶコンサート」の取材をしてくださいました。

お越しくださった地域の方にご挨拶する家元。

• 
• 
• 
• 
• 
  近隣の幼稚園の園児も来てくれました。
• 演奏を心待ちにしてくださった児童生徒の皆さん。

開演時間になると、三納小学校の教頭先生より村上三絃道の紹介をいただき、演奏スタート。
幕が開くと、児童生徒の皆さん、近隣の園児、地域の皆様が津軽三味線の演奏に釘付けになっていました。
暑い日ではありましたが、真剣に聴いて下さる姿に胸が熱くなりました。

• 
  三納小学校の教頭先生よりご挨拶をいただきました。
• 
• 学校と地域を結ぶコンサートスタートです！
• 
• 真剣な眼差しで聴いてくださる児童生徒の皆さん。
• 
• MRT宮崎放送さんが取材に来てくださいました！
• 
• 
• 
• 
• 皆さんこんにちは！
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 「阿波踊りよしこの」では児童生徒の皆さんと踊りました。
• 
• 
• 
• 
• 
• ノリノリの男子生徒さん。
• 
• 
• 
• 
• 和楽器紹介は男子児童にお手伝いいただきました。
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 三線の音色に合わせて会場の皆さんと踊りました。
• 
• 
• 
• 
• 三味線の重さはどうですか？

西都の三納・三財地区には「螢とりの唄」という素敵な曲があります。
地域の方々も初めて聞かれたのではないかと思いますが、由宇月が前間奏に篠笛の調べを織り込みながら、しっとりと唄いあげました。
素敵な歌詞ですのでご紹介します。

• 
• 

いつもは、ふるさとの民謡を1曲演奏しておりますが、西都には地域に根付いた「西都音頭」があります。
三納小中学校では、「三納音頭」と「西都音頭」を運動会で1年毎交互に踊られているとのこと。
昨年は「三納音頭」を踊られ、今年は「西都音頭」を踊られるそうです。
この歌もCD化され、三味線の生演奏で歌われることはありませんので、この日のために演奏準備をした「西都音頭」に合わせ、中学部の3年生、地域の皆様に踊っていただきました。
中学生は恥ずかしそうでしたが、地域の方がリードして踊ってくださいました。

• 
• 
• 
• 地域の皆さんと児童生徒の皆さん、民謡を通して交流していただきました。
• 
• 

前半の部は「西都音頭」で終了。
休憩時間には児童生徒の皆さんに三味線に触れていただきました。
三味線に触れると「ワー！」っと笑顔になりみんな嬉しそうでした。
あっという間に休憩10分が終わり、後半の部へ。

初めて触る三味線にドキドキ。

• 音が鳴ると自然と笑顔がこぼれました。
• 
• 三味線を通じて児童生徒の皆さんと会話も弾みます。
• 
• 
• 
• 
• 
• 地域の皆さんにも触れていただきました。

後半の部は皆さんに人気の「千本桜」、「ソーラン節」へと続き、元気いっぱいの掛け声と手拍子で応援してくれました。

「ソーラン節」お馴染みの掛け声で盛り上がりました！

• 
• 

チャレンジのコーナーでは、各学年1名ずつステージに上がっていただき「ソーラン節」に挑戦。
低学年の皆さんには鳴物、4年生以上の皆さんには三味線にチャレンジしていただきました。
また先生1名に三線にチャレンジしていただきました。
三納小中学校では三味線の演奏に大切な「立腰」を実践されているようで、あっという間に鳴物、三味線を演奏することができました。
その中でもさすが中学生、小学生をリードし、堂々としたバチさばきで演奏していました。
初めての挑戦とは思えないほど、息ぴったりでした。

• 
• 希望者が多く選ぶのに一苦労。
• 
• 先生も一緒にどうですか？
• 
• 
• 普段から立腰を実践されている為、姿勢もばっちり。
• 
• 
• 鳴物を担当した児童の皆さんも頑張りました！
• 

三線を弾かれた先生に感想をお聞きすると「大好きになりました！普段あまり聴くことがなかったので知っている曲とか出てくると心が躍るような、楽しくなるような感じがしました。」と嬉しい感想をいただきました。
また中学部3年生男子に「三味線を演奏してどんな気持ちですか？」と質問すると、「清々しいです！」と一言。
会場から笑い声と歓声が上がりました。

• 
• 

「太陽じょんがら」

• 
• 
• 
• 

演奏終了後は児童生徒代表の方から心温まる感想をいただきました。

• 
• 
• 
• 村上三絃道のCDをプレゼント。

薫風の5月とはいえ、真夏日のような熱気に包まれたコンサートとなりましたが、皆さんの温かい応援に感謝感激でありました。

ご協力いただいた先生方にご挨拶。ありがとうございました！

また、さっそく夕方のMRTニュースで放送となり、児童生徒、地域の方々の笑顔が画面に溢れました。
さらに、翌日の宮崎日日新聞・朝日新聞にもコンサートの様子を掲載いただきました。

■宮崎日日新聞に掲載されました。【三味線演奏に挑戦も 三納小中でコンサート】＞＞
■朝日新聞（宮崎版）に掲載されました。【津軽三味線で地域貢献】＞＞

三納小中学校の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。

主催：学校と地域を結ぶコンサート実行委員会
協力：宮崎市教育委員会

■写真撮影：武本華江様