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【私、頑張ってます!】第117回 村上由利奏(本名:迫井直美)さん

 

 

村上由利奏

村上由利奏
写真右:由治穂さん

第117回目の登場は、広島支部 師範の村上由利奏(本名:迫井直美)さんです。

 

広島支部師範の村上由治穂先生の息子さんのお嫁さんが由利奏さん。
由治穂先生は広島支部事務局として取りまとめをされている他、村上三絃道内外の会員さんから「お母さん」と慕われている肝っ玉母さんでもあります。

 

そんなお家に嫁いだのですが、結婚当初の由利奏さんはお義母様がそんな立場にあることはご存じなかったようです。
同居をすることになり、お稽古をされる姿を見て、三味線の先生だということを初めて知ったそうです。

 

由利奏さんは、お義母様が弾く「津軽じょんがら節」を聞いて感動し、興味を持つようになりました。
しかし、「聞くのは好きだけど、私には無理だろう」と別世界のことのように思っていたそうです。

 

ところがある日のこと、生徒さんに指導をされている様子が目に止まり、耳をすまして聞いていると、非常に分かりやすい説明です。
「これなら私にもできるかも!」と直感。
「三味線を習いたい!」と決意されました。
同じ屋根の下に師匠がいるわけですから、心強い限りです。

 

優しいお義母様に甘えてしまう時もあるそうですが、楽しくお稽古をされ、仕事の合間を縫って、施設の夏祭りやイベントなどで演奏活動にも参加されています。

今では師範に昇格され、由利奏会を開設し指導をされています。

 

そんな由利奏さんの目標は、「生徒と共に腕を上げ、自信を持ってコンサートができるようになりたい」ということです。
由利奏さんの益々のご活躍をお祈りいたしております。

 

 

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