津軽三味線 村上三絃道

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【私、頑張ってます!】第57回 師範 村上由未彩

第57回目の登場は、2月13日にお誕生日を迎えられる宮崎本部の名取 村上由未彩(本名:水元彩未)さんです。


由未彩さんは、中学1年生。昨年の7月に名取をとったばかりの、ピッカピカの名取1年生です。一見、おとなしいように見えますが、芯が強く、真面目です。笑顔の可愛い由未彩さんは、ジュニアのリーダーとしても期待されています。


由未彩さんは、4歳で村上三絃道へ入門。そのきっかけとなったのは、村上三絃道で太鼓を習っていたおばあちゃん、三味線を習っていたお父さんの影響です。赤ちゃんの頃からお二人の稽古風景を自然と聞いていたようですから、物心がつくころには、「私も習いたい」と自分からお母さんにお願いしたのだそうです。

 

身体の小さかった由未彩さんでしたから、お母さんの判断で、三味線のお稽古はもう少し大きくなってから・・・ということになり、民謡のお稽古からスタート。大きな声で民謡を歌うことは、4歳の由未彩さんにとって大変難しいことだったそうですが、2000年に開催された本部公演、『海と草原とまほろばの絃歌』では、牛深ハイヤ節の囃子で大舞台デビューを果たしました。当時のプログラムにも可愛い写真が掲載されています。本当に可愛いですね・・・。

 

小学2年生になり、ようやく三味線と太鼓のお稽古を始めることになりました。ソーラン節が弾けるようになった時は、嬉しくてたまらなかったそうです。それからは、各イベントやボランティアの演奏などにも積極的に参加をして腕を磨き、今では家元にも認められ公演メンバーとして活躍しています。

 

昨年開催された広島支部20周年記念公演には、公演メンバーとして初参加。家元や大先生方と一緒に演奏をするということで、鏡を見ながら猛練習したそうです。

 

現在の由未彩さんの師匠は、師範の由宇月先生(家元長女、高校3年生)。「由宇月先生は教え方がうまく、礼儀などもきちんとしているので、とても尊敬しています」と由未彩さん。若い二人、これからの活躍がとても楽しみですね。

 

そんな由未彩さんの目標は、レパートリーを増やし、准師範に昇格すること、そして、家元のように感動的な演奏が出来るようになることだそうです。由未彩さんのご成長とご活躍を、楽しみに致しております。



 

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