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【私、頑張ってます!】第46回 比江島裕人事務局長

第46回目は、私たちのサポーターとして、村上三絃道を支えて下さっている比江島裕人事務局長をご紹介いたします。

比江島事務局長の奥様が家元の大親友ということもあり、家元の誘いを受け、就任されて早いもので7年目になります。

 

古くから活動されている皆様は、よくご存知のことと思いますが、村上三絃道のこれまでは、決して順風万帆ではありませんでした。紆余曲折を乗り越えてきた村上三絃道の変化の有り様を肌で感じておられることと思います。

 

現在の村上三絃道があるのも、家元の努力はもちろんですが、家元の手となり足となり、時には頭脳となっておられる比江島事務局長のバックアップがあったからこそ!です。

 

現在、教室運営、スクールコンサート事業、ステージ部門を柱に、経理、楽器等の仕入れ担当者として、村上三絃道の業績アップリーダーとして活躍されています。

 

真面目な比江島務局長らしいチャレンジとしては、3年前からお稽古を始められたことです。専門的に楽器を扱うのですから、三味線の音色に触れていたい・・・また、習う立場になることにより、会員の皆さんの気持ちになって取り組みたい!という思いから決意されたようでした。

 

多忙な事務局ですから、日々の業務に追われ、お稽古の時間が中々取れないようですが、三味線や撥などについての目利きは大したものです。三味線、撥は、高価な物になりますので、購入していただいた方々には、必ずご満足いただける商品を!モットーにされ、問屋さんや、職人さんとの信頼関係もバッチリ!です。

 

良いものも安く提供出来るよう、現金仕入れを心がける村上三絃道ですから、資金面の工夫がポイントとなりますが、数字に強い比江島務局長は上手に采配されているようです。本当に頭が下がります。


さて、来年の話で恐縮ですが、家元は、来年平成22年、二代目襲名をされ、20周年を迎えられます。奇しくも、初代家元が他界された年齢にもなられるようです。そこで、初代家元から受け継がれ蓄積されたノウハウで、他の楽器店では取り扱っていない黒撥や三味線(初代モデル)を製作。長く演奏しても疲れない楽器の商品化にも精を出しておられます。

 

これまでの信用と実績を生かし、更なる商品開発、技術革新に取り組まれ、村上三絃道の繁栄に貢献されることと、期待しています。

 

最後になりましたが、皆さんが購入された楽器や糸や楽譜などの付属品による収益は、すべて村上三絃道の組織運営に生かされています。「皆さんのご協力をお願いします」と、比江島事務局長からの熱いメッセージで締めくくらせていただきます。

 

 

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