津軽三味線 村上三絃道

HOME「私、頑張ってます!」>第41回 師範 村上由理栄さん

【私、頑張ってます!】第41回 師範 村上由理栄さん

第41回目の登場は、長崎支部 師範の村上由理栄(本名:古川栄子)さんです。

由理栄さんは、芸事が好きだったお祖母様の影響を受け、小学校2年生の時に踊りと三味線のお稽古を始められました。

 

三味線が大好きになったのも祖母のお陰と、深く感謝されています。小学校5年生までの3年間、一生懸命にお稽古に励まれましたが、先生の都合で中断しなければならなくなりました。

 

しかし、名取を目指しておられた由理栄さんはあきらめきれず、結婚後にお稽古を再開。当時、まだ小さかった二人の娘さんを抱え、お稽古に通われる日々が始まったのだそうです。1人は背中におんぶして、もう1人は手を引いて・・・「好きだったから苦労も耐えられました」と、話して下さいました。

 

現在は、三味線も踊りも師範として指導の日々です。教室には6歳から86歳までのお弟子さんが学ばれていて、「毎日が充実していてとても楽しい。三味線は私の生き甲斐です!」とおっしゃっていました。

 

8月には地区の夏祭りや「のんのこ諫早まつり」への出演も決まっており、大忙しのようです。この「のんのこ諫早まつり」では、由理栄さんを始め、娘さん、お孫さんと親子三代で出演。お嬢さん方にも芸事の好きだったお祖母様の思いが受け継がれているようですね。

 

また8月10日には、マイクロバスを貸し切り、長崎から宮崎へ生徒さん方と15名程で、宮崎市民文化ホールで開催される「おさらい会」に応援に駆け付けて下さるそうです。嬉しいですね!

 

いつも元気ハツラツの由理栄さんの夢は、娘さんに由理栄会を継いでもらうことだそうです。お孫さんへの期待も熱く、内弟子に入って松美和先生みたいになってもらいたいと、おっしゃっていました。由理栄会の二代目、三代目・・・将来が、とても楽しみです。今後益々のご活躍、ご発展を心よりお祈り致しております。

ページの先頭に戻る